2011年01月24日

eneloopを1年使ってみて

先日楽天のグットチョイスでやっていた単三eneloop限定カラー8本パックの1,000円セールで、運良く4パック買えて当面単三の電池には困らなくなりました( ̄▽ ̄)ノ
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※写真の電池が全て裏向きなのは管理シール貼り終わった後だからです

しかし、eneloopって元を取るのにいったい何年使えば良いんでしょうかね?

そもそも「この手の物はコストパフォーマンスがいいのか」とか「実際に何回使えるのか」など色々興味があったので、実験がてらに一昨年の年末から原則eneloopへの切り替えを行って、管理用Webアプリを作成して、1本1本テプラで管理シールを貼り付けてロスがないように徹底的に管理・運用しています。

しかし、ドン・キホーテではアルカリ4本セットで79円で売っているので、単純安さを求めて利用すると考えると1本20円以下のコストにしなければいけませんが、1年使った先月の段階で延べ90回に対して、充電器なども含めた総費用は16,000円強で1回当たり180円近い金額でした。

現在は購入した限定電池も総コストに反映されており、総コストが21,000円ちょっと、単4と併せて78本運用で92回利用。1回当たり228円とコストで考えれば単純に11倍の状態です。

つまり、1本当たり20円の壁を切るためには現在の運用ペースでは10年程度掛かる計算です。

(これでも電池のおもちゃを押し入れから引っ張り出してみたり、スペーサー利用で単一・単二がわりにしたりなどちょっと無理にフル活用していますので、普通の家庭ではもっと元取れないと思います)

また、eneloopはアルカリ電池と特性が異なり、電圧が最初から最後まで1.2V(普通の電池なら1.5Vから徐々に落ちていく)なので、電池残量メーターがあんまり役に立ちません。

満タン表示されることはまず無く、半分程度の状態がずーっと続いた後に、最後に一気に減る感じです。
(最近は、eneloopモードを搭載していて、設定することで正しく表示出来る物もあるようですが)

また、直列に繋ぐと4本で6V期待できるところが4.8Vにしかならないため、機器によっては動かない物もあるようです。
(ただし、手元では遭遇したことはありません)

それから、普通の電池と比べて微妙に太いようで、シビアな太さの電池ボックスに入れると取り出すときにパッケージがキズキズになって出てくるときがあります。

もちろんメリットもあって、電圧も電流も安定しているため、電池が少しでもへたると変な動きをする壁掛けの電波時計がeneloop入れてからは凄く安定しています。
(時々凄く狂っていてびっくりすることがあるので大変重要)

また、充電しっぱなしでも放電されないのも間違いないようで、利用直前に充電したりしなくて良いので、このへんも昔の充電池とは異なり使いやすく感じます。

そんなこんなで、全部の機器を置き換えには向きませんが、月1回は電池交換する機器や、安定した電流を必要とする物など、ピンポイントで利用すればエコノミーに利用できるのではないかと思います。

Posted by Takuchan at 2011年01月24日 23:04 | トラックバック(0)