2009年02月15日

Bacula (4) bacula-fd.conf

こちらの続き

さて、実際の設定ですが、大物のbacula-dir.confを攻める前に、外堀から埋めることにしましょう。

まず最初に「bacula-fd.conf」の設定ですが、このファイルはバックアップ対象機ごとに設定を変えていく必要がありますので、バックアップしたいデータのあるサーバが3台あれば3台それぞれで設定が必要になります。

それで内容ですが、以下のような感じです。

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#
# Default  Bacula File Daemon Configuration file
#
#  For Bacula release 2.4.4 (28 December 2008) -- suse 11.1
#
# There is not much to change here except perhaps the
# File daemon Name to
#
 
#
# List Directors who are permitted to contact this File daemon
#
Director {
  Name = ホスト名-dir
  Password = "EhZDoxrcxuokQlqBOhe1wt3f2sMMPnjd3Rp4UBcfaw3b"
}
 
#
# Restricted Director, used by tray-monitor to get the
#   status of the file daemon
#
Director {
  Name = ホスト名-mon
  Password = "KOeiEzUNIGOgdXNpT61DZvvSKi+/w3ekcQBRZDFJQOaq"
  Monitor = yes
}
 
#
# "Global" File daemon configuration specifications
#
FileDaemon {                          # this is me
  Name = ホスト名-fd
  FDport = 9102                  # where we listen for the director
  WorkingDirectory = /var/lib/bacula
  Pid Directory = /var/run
  Maximum Concurrent Jobs = 20
}
 
# Send all messages except skipped files back to Director
Messages {
  Name = Standard
  director = ホスト名-dir = all, !skipped, !restored
}
まず、14・23・32・42行目にある「ホスト名-hoge」の項目は他のデーモンやコンソールがFileDaemonを参照する、あるいは自分が他者を参照するときの名称になります。
この名称とpasswordがそろっているときだけ、アクセスが認められる仕掛けですので、キチンとそろえるようにしましょう。

なお、今回の様にソースからコンパイルした場合は、はじめからそろっていますので、33行目以外はそのままでいいかもしれません。

32行目はこの設定ファイルで起動するFileDaemon自体の名前になりますので、複数クライアントがある場合はキチンと名前を分けた方がわかりやすくなるかと思います。

次に、15・24行目のパスワードですが、こちらはセキュリティのキモですので絶対に空にしないようにしましょう。

また、ソースからコンパイルすると上記のようにランダムなパスワードが設定されていますが、参照元と参照先でベツベツのパスワードが設定されていますので、手動でどちらかにそろえる必要があります。

今回はどちらのパスワードも他者が参照時に利用するパスワードになりますので、特に弄りません。

それから、22行目〜26行目まではTray-monitorを利用する場合にのみ必要な設定になりますので、通常は弄る必要ありません。 次に、31行目〜37行目までですが、ここはFileDaemon自体の設定になります。

たとえば、33行目のFDportは、DirectorがこのFileDaemonにアクセスする際のポート番号になりますので、このポート番号でDirectorがアクセスできるようにFireWallの設定を変更するのを忘れないようにしましょう。

また、34行目と35行目は作業ファイルやロックファイルなどの置き場の指定ですが、こちらは通常そのままで良いかと思います。

なお、36行目はジョブの同時実行数ですが、2つ同時に実行するのも稀だと思いますので、これもデフォルトのままでよいかと思います。

最後に、40行目〜43行目ですがDirectorに送るジョブの情報の設定です。
こちらも通常はデフォルトのままでよいでしょう。

と、まぁ、bacula-fd.confの設定は非常にあっさりとしたものですが、他のデーモンの設定のひな形になる部分なので、一応どんな感じかは覚えていてください。
(次以降は重複する設定は説明しません。)

次回は、これよりは複雑なbacula-sd.confについて説明しようと思います。

Posted by Takuchan at 2009年02月15日 15:13 | トラックバック(0)