2009年02月13日

Bacula (2)

こちらの続き

今回はopenSUSE 11.1でのインストール方法を紹介します。

と言ってもただ使うだけでしたら

など、公式サイトに「bacula-2.4.2-1.30.i586.rpm」と「bacula-server-2.4.2-1.30.i586.rpm」がありますので、両方ともwget辺りで落として「rpm -ivh」するか、
zypper in bacula bacula-server
辺りでさっくりインストールしてください。

またMySQLが入ってない場合は併せてインストールして起動しておいてください。

あとは

/etc/bacula/grant_mysql_privileges
/etc/bacula/create_mysql_database
/etc/bacula/make_mysql_tables
を順番に実行して
/etc/init.d/bacula-dir start
/etc/init.d/bacula-fd start
/etc/init.d/bacula-sd start
などとすれば、とりあえず動くようになります。

とりあえず、と言うのは全くセキュリティが考慮されていないためで、ぶっちゃけ何処にもパスワードが架かってない状態になります。

(たとえばMySQLはbaculaと言うユーザが追加されlocalhostだけではなく全ホスト(%)からのフルアクセスが許可されている状態ですし、root権限で各デーモンが動いている為、その気になれば誰でもファイルの書き換えが可能という惨状になります。)

また、この方法ではGUI関係が一切インストールされないので大変取っつきにくい状態です。

と言う訳で、上記のようなやり方は推奨しませんので、皆さんマネされないように。

良く読まずにやっちゃった人は、今すぐに

/etc/init.d/bacula-dir stop
/etc/init.d/bacula-fd stop
/etc/init.d/bacula-sd stop
/etc/init.d/mysql stop
しておきましょう。

では、どうすればいいかと言いますと、一通り全機能使うためにもBaculaの公式サイトにあるパッケージを利用することをお勧めします。

ただ、

にある、openSUSE 11.1用(su111)のrpmパッケージは、私が試した限りでは少なくてもbacula-batでは「Buffer Overflow Error」とか言われて動きませんでした。
(2.4.4で確認)

なので、今回はソースからリビルドする手順を記載します。

まず、上記のサイトからbacula-2.4.4-1.src.rpmをダウンロードします。

次にrootか「sbarn」と言うユーザを作成してそのユーザにsuします。

次がキモでユーザのhomedir( ~/ )に「.rpmrc」と言うファイルを作成して、以下のように記載してください。

optflags: i586 -O2 -g -m32 -march=i586 -mtune=i686 -fmessage-length=0 -D_FORTIFY_SOURCE=0
optflags: x86_64 -O2 -g -fmessage-length=0 -D_FORTIFY_SOURCE=0
(これを設定しないと、インストール後にBuffer Overflow Errorというエラーで途方に暮れることになります。)

続いて、以下のコマンドを実行して、パッケージをリビルドします。

rpmbuild --rebuild --define "build_su111 1" --define "build_mysql5 1" --define "build_bat 1" --define "build_python 1" bacula-2.4.4-1.src.rpm
なお、大抵依存性チェックでいろいろと怒られますので、zypperコマンド辺りで必要なパッケージを入れていってください。

rootで実行した場合、うまく行くと最後の方に下記のようなメッセージが

Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-mysql-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-mtx-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-client-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-updatedb-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-gconsole-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-bat-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-debuginfo-2.4.4-1.i586.rpm
Wrote: /usr/src/packages/RPMS/i586/bacula-debugsource-2.4.4-1.i586.rpm
表示されますので、cdコマンドで「/usr/src/packages/RPMS/i586/」に移動してパッケージの状態を確認してください。

あとは、MySQLをあらかじめ起動してから、「bacula-mysql-2.4.4-1.i586.rpm」と「bacula-bat-2.4.4-1.i586.rpm」辺りを

rpm -ivh bacula-mysql-2.4.4-1.i586.rpm
rpm -ivh bacula-bat-2.4.4-1.i586.rpm
と言った感じでインストールしてください。
(多分ここでもmtxが足りないなど言われますので例によって「zypper in mtx」で対応)

これでとりあえずのインストールは完了です。

次回は、設定ファイルの概要について説明します。

Posted by Takuchan at 2009年02月13日 23:15 | トラックバック(0)