2008年01月27日

ウィルス作者の罪状は著作権法違反

国内で初めてウィルスの作成者の逮捕というのは喜ばしいニュースなんですが、著作権法違反容疑という明らかな別件逮捕なのが嘆かわしい限り。

まぁ、背景には

  • ウイルスの発病による被害が発生するまでには、ウイルスを作る者がいて、ばらまいて感染させようとする者がいる。だが、電子計算機損壊等業務妨害罪ではウイルスの作成や提供そのものを処罰することはできない。
     また、業務の妨害を対象にしているため、一般個人のパソコンやそのデータを破損することも対象になりそうもない。例えば、家庭内のパソコンがウイルスに感染したために、デジカメで撮った家族写真のデータが消滅してしまったとしても、電子計算機損壊等業務妨害罪には問えないことになりそうだ。
と言う具合に現行法では取り締まる手段が無いからなんですが、それを取りしまるために、親告罪である著作権法違反が使われるのは異常な事。

要するに自作の画像で同一のウィルスを作成すれば、自分が訴えない限り著作権法違反には問えないので何も問題なく公然とウィルスを作成できることになります。

まぁ、無論これをカバーする法案は2004年の2月から国会に提出されているのですが、抱き合わせで提出されている法案に犯罪の話をしただけで逮捕される共謀罪がセットになっているため永遠通過していない状態です。

この件については

が参考になります。

っていうか、著作権法が京都府警によって十徳ナイフのように便利に利用されている現状を鑑みるに、共謀罪なんて通したら言論統制社会ができあがるのが目に見えているのに、それとセットで既に生活に影響が出まくっているウィルス対策法案が審議されているのだからたまったものではありません。

おかげで、こういう馬鹿な事を永遠としている現自民党政権には全く何も期待出来ない訳なんですが、かといって自民党崩れが党の中核を占めている民主党にも期待できる訳が無く、未来に希望がない日本ができあがっている感じがします。

せっかくネットが発展したんだから、間接政治の排除までは行かなくても、揉める内容は国民投票で決定するようにして欲しい限り。

Posted by Takuchan at 2008年01月27日 23:59 | トラックバック(0)