2005年12月03日

父が亡くなりました(1)

父が今朝亡くなりました。

昨日まではまだ食事もとれて受け答え出来る程度には元気たっだのですが、今朝に家族の電話で起こされて、風花が舞う中あわてて病院に駆けつけたその数分後に息を引き取りました。

何でも私と妹が来るのを頑張って待っていたそうです。

死因はガンで享年59歳でした。

私を人目みれた事への安堵か、苦しさのためか死に顔には一粒の涙が浮かんでいました。

最近、病状が悪くなる一方だったため覚悟はずいぶん前にすませましたが、やはり直面すると悲しい・・・と言っている暇もなく長男としての責務が襲いかかってきました。

まず、主治医の先生の死亡通告の直後に看護婦さんに
「今日、どうやって帰られますか?」
と聞かれて即混乱。

ちなみに、葬儀についてはほとんど出席経験も無く、ましてや葬儀をやる側になったのは初めてなため、全く知識ありません。

で、「タクシーで」と言いったところ、父親を今後どうするかと言うことのようで、母親が「生前に葬儀屋のA社がいいと言っていた」という言葉に従いA社にお願いすることとなりました。

でも、そのA社の連絡先が分からないため、看護婦さんにつれられて公衆電話の電話帳を入手。
なお、病院内でも処理がいろいろあるので1時間は待って欲しいと言われました。

それから、処置後に着せるために浴衣を持っていないか聞かれました。

なので、弟を売店に走らせつつ、早速調べ上げてA社に連絡しました。

「ハイ A社です」
「すみません。父が亡くなったものでお電話差し上げたんですが。」
「それはご愁傷様(かな聞き取れませんでした)です」
「で、どうすればいいんでしょうか。あっ、御社にお願いしたいと考えています」
「それでしたらまず、お亡くなりになられた方のお名前〜〜(以下個人情報)」

と言ったやりとりをしました。
(背後で混乱した母が「浴衣は要りませんから」「喪服を借りたいのですが」「棺桶は10万ので」と伝えろとやんややんや言っていましたが、電話の最初の方で、「詳しいことはご自宅に派遣する者とご相談ください」とのことだったのでガン無視)
最後に

「あと、看護婦さんから処置があるので1時間後に来て欲しいと言われて居るんですが」
「かしこまりました。そのころ参ります。」

で、弟が浴衣(2,780円)を持ってくると看護婦さんに
「あら、無いなら病院の浴衣貸したのに」
とのこと。

ちょっとへこみましたが、今考えるとこで買っておいて良かったです。

で、その後すぐに看護婦さん達の処置が始まり、20分ほど掛けて、チューブをはずしたり、闘病で汚れた体を拭いたり、浴衣に着替えさせたりといろいろと綺麗にしてくれました。
(最後に「移動中などに息が漏れると困りますから」と鼻とのどに注射で何か詰め物をしたのには驚きましたが)

その後、親戚に連絡したり、今後のことを家族と話しながら葬儀屋を持っていたところ、今度は主治医の先生にナースセンターに呼び出されて「死亡診断書」なるものを渡されました。
(なんでも、これがないと許可されない死体が乗っている車として葬儀屋の車も走れないようで)

で、その際に、死亡診断書に書かれた死因にて主たる死因は肺ガンとの宣告を受けました。
(まぁ、直前に自然呼吸では息が苦しいとのことで入院したのでそうだとは思っていましたが)

で、その後、改めて葬儀屋を待つこと40分(すでに連絡からは1時間以上経過)

さすがに遅いので、改めて葬儀屋に連絡したところ
「今付く頃です」
とそば屋の出前みたいな事を言われました。

で、さらに待つこと20分、明らかに遅いのでもう一度連絡したら
「現在ご家族の一人が見つからないとの連絡受けておりますが」
との謎回答
先日のトリビア並みに
「はぁ? まだ葬儀屋の人と会っても居ませんが?」
との回答をすると
「お調べしますので、少々お待ちください・・(保留)・・・申し訳ありません、すぐにそちらに伺います」
とのさらに謎回答

でも、この時間のおかげで家族も私もショックと変な緊張がとれたので結果的には良かったですが。
(ちなみに、その後なんで遅れたか聞いてみたところ、前に運んでた家族さんで一人はぐれて遅れたとのこと、まぁ、うちの家族の取り乱し様を見れば致し方ない感じなので納得)

で、それから10分ほどして葬儀屋さんが主治医の先生と到着。

早速、葬儀屋さんが持ってきた担架に父を乗せ替えすることに。

その際に、父親を持ったんですが、まだ暖かくて正直すごく驚きました。
(死んでいるとは思えないぐらいでした)

で、お医者さんと看護婦さんに付き添われながら裏口へ行き、そこで病院関係者にお見送りされました。

ちなみに、葬儀屋の車には全員乗れそうには無かったのと入院の際の荷物などもあったため、私と弟でそれを持ってタクシーで帰宅→雪の渋滞に巻き込まれながらも無事到着相成りました。

(続く)

Posted by Takuchan at 2005年12月03日 20:37 | トラックバック(0)