2004年12月27日

スマトラ巨大地震

昨日の昼には一報を知っていましたが、予想通り未曾有の被害が出ているようですね。

最初の一報時のマグニチュード8.5とその発生場所を見て、死者1万人を上回るだろうと直ぐに思いましたが、まだ情報が出そろって無いと思われる現状で、死者1万人以上という状態。

さらに壊滅した集落や、音信不通になっている地区などがあると思いますので、さらに多くの人命が失われたのではないかと思います。

実際日本人だけで

と500人以上も安否が判らない状況ですし、現地の人の状態は想像を絶するものがあります。

また、今回の地震は

ということで、観測史上4番目の強さの地震らしく、地震の規模を正しく反映すると言われるモーメントマグニチュードで9という超巨大地震です。

(ちなみに史上最高の威力を放った地震は1960年に地球の反対側の日本ですら140余人の死者を出したチリ地震のモーメントマグニチュード9.5!!!)

なお、

  • 米地質調査所の速報によると、今回の規模はM8.9で、1900年以降では5番目に大きい。ただし、マグニチュード算出には複数の計算式があり、どれを使うかで数値が異なる。
     今回は「表面波マグニチュード」と呼ばれる指標だが、巨大地震の場合は精度が悪くなるため、震源でずれた断層の面積や地盤の硬さなどを基に計算した「モーメントマグニチュード(Mw)」が実態に近い指標として使われる。この地震のMwは「8.2」で、昨年9月の十勝沖地震(Mw8.3)とほぼ同規模と推定される。
とか書いてますが、というわけであんまり嘘な発表しないで欲しい感じです<そもそもマグニチュード8以上は表面波では正確に測れないんじゃないんですかね?

参考までに、マグニチュードについては

  • 表面波
    マグニチュード地震計で観測した地震波の周期(波の山が来てから次の山が来るまでの時間)が20秒程度の表面波の最大の揺れと、地震計と震央(震源ではない)との距離からマグニチュードを求める方法。
    浅いところで発生した地震について用いるが、地震計の限界によりM8.5以上の値を表せなく、巨大地震の規模を比較するのには向いていない。
    日本の気象庁が発表している「気象庁マグニチュード」も表面波マグニチュードの一種
  • モーメントマグニチュードには実体波マグニチュードや表面波マグニチュードに見られる「頭打ち」の現象がなく、断層運動としての地震の規模を正しく反映しています。下に示したのは「ギネスブック」に載っている巨大地震のランキングで、これにもモーメントマグニチュードが用いられています。「リヒタースケール」と並んで、「金森スケール」の文字が見えます。やはり1960年のチリ地震Mw9.5が最高で、1964年のアラスカ地震Mw9.2がこれに続いています。
  • マグニチュード(earthquake magnitude)
辺りがわかりやすいんじゃないかと思います。

にしても、被災者の皆様には一刻も早い生活の復興をお祈り致します。

Posted by Takuchan at 2004年12月27日 13:33 | トラックバック(0)