2004年08月30日

HK350-13BP-2

いや、ほんの出来心だったんです。
だって他の店で6000円ぐらいするモノが3980円で売ってるんだもん(笑)

と言うわけで静王2 ActivePFC付き(HK350-13BP-2)を買っちゃいました(苦笑)

もう完全に余剰電源なんですがどうしてもActivePFC付き電源を試してみたかったので(笑)

電源としてのスペックはてらさんのサイト(↓)に詳しく書いてあるので、ここではActivePFC電源と言うことを重点にまとめたいと思います。

まず、PFCについては↓の通り。
  • PFCとは、Power Factor Correctionの略で「力率改善回路」のことを言います。

    NonePFC電源の力率は約60%前後、PassivePFC電源の力率は約75%前後ですが、ActivePFC電源の力率は95%以上を実現しています。

で、力率ですが、これは入ってきた電気をどれぐらい利用するかと言う指標で、利用しなかった電力は無効電力となって電力線に戻っていきます。
(なお実際に使われた分は有効電力と言います)

で、重要なのは無効電力として機械の中を通っただけの電力は課金対象ではないこと
(ただし、企業では力率がいいと割引契約があるらしいですが・・・)

つまり、一般的には力率がいくらよくっても電気料金にはほとんど意味がありません。
じゃ、何に効いてくるか。

それはブレーカーと環境と高調派対策です。

高調波については下記を参照して頂くことにして、

まずブレーカーに効くというのは力率が良くなればブレーカーが落ちにくくなるからです。

まずブレーカーは有効電力だろうと無効電力だろうと電線の上に流れた電流の総和が一定のアンペアを超えた段階でトリップして遮断します。
この電線を通過した電流の総和の事を皮相電力と言い、実際に試用される有効電力と力率とはそれぞれ下記のような関係になります。

有効電力(W)=皮相電力(VA)×力率
そのため、力率が良ければよいほど装置を動かすためにブレーカー上を通過する電力が減るので、結果的に同じアンペアのブレーカーにより多くの装置を接続することができるようになります。

また、たとえばPFCなし(力率:65%)とActivePFC(力率:98%)を比べると契約アンペアを上げなくても約1.5倍の装置を接続できるようになるので、そう言う意味では一般家庭でも経済的と言えなくもありません。

で、もう一つの環境に効くというのは、力率が悪い装置は、無効電力分、余計な電気を必要とすることになるため、発電所に対する負荷となるからです。
つまり、無効電力は課金こそされないものも、しっかり発電所の電気を必要としているため、力率を改善するとそれだけ発電すべき量が減り、多少は環境負荷低減となります。
(まぁ、個人でやってもだからどうしたと言うレベルですが(笑))

で、やっとこ話は戻りますが、今回HK350-13BP-2を取り付けるマシンの環境はアンペアがシビアで時々落ちやがるので、そのブレーカー負荷軽減の一助となればと思い取り付けてみました。

で、取り付けたマシンはこちらで試したマシンと同じで、起動後ディスクアクセスが無くなった段階での結果は次の通り

消費電力力率
113W98%
力率はさすがに素晴らしいのですが、入れ替える前のPFCなしの同ワット数静王2と比べて消費電力が一気に13Wも多いのですが・・・(;´д`)ノ
(無論構成は変えてません)

AC/DC変換の効率が悪いのかと思ったら高負荷時の消費も前のと10W程度しか変わらないような。
(正確なデータ取ってないので記憶に頼ってますが・・・)

もしかしてActivePFCが力率改善の際に10Wを熱に変換しちゃってるんでしょうか?
なんにしても、有効電力=放熱みたいなものなんで、前の電源よりは熱そうです・・・

なお、電源搭載の12cmファンの方は前の静王2よりも明らかに低速回転なのでもちろん静かです<というか他がうるさくて電源ファンの音は全く聞こえません
その代わり、風量もわりと少ないので真夏だとかなり心許ない感じです。
(もう今年はピーク過ぎたので後1年は考えなくていいですが)

まぁ、電気代への負荷は大きくなりましたが、ブレーカーが少しでも落ちにくくなるのならと今回は我慢することにします。

あと、PFCについては

が良くまとまっているので、こちらも参考下さい。

それと力率や無効電力については本気で考えると難しいので、ここでは簡易的に説明していますが、詳しく知りたい方は下記のリンクを参照ください。

・・・調べてたら今度はSeaSonicの高効率電源が気になってきた(爆)

Posted by Takuchan at 2004年08月30日 22:39 | トラックバック(0)