2003年07月03日

postfixのmailboxの容量制限

自分的にはここのメインであるべき話題がやっときました(笑)

今日利用者の人から特定のユーザーにメールを送れないという連絡があり、調べたところ

エラーメール

This is the Postfix program at host ホスト名.

I'm sorry to have to inform you that the message returned
below could not be delivered to one or more destinations.

For further assistance, please send mail to <postmaster>

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the message returned below.

The Postfix program

<メールアドレス>: can't create user output file

サーバのエラーメッセージ(抜粋)

(can't create user output file)

どうもmailboxにメールが追記できないみたい。
で、試しに自分でその人に送ってみてもだめ。

そして、mailboxのファイルサイズをみると大体50MB。
もしやと思い、たまってたちょっとメールを消してもらったら無事おくれるようになりました。

で、50MB付近に容量限界の壁があることがわかりましたが、別にquotaで制限をかけてなければ昔使っていたsendmailでもそんなことは無かったので、postfixのせいであることは明白。
そこで下記のサイトで設定をあさっていたら見事にありました(笑)

  • # mailbox_size_limit は mailbox や maildir ファイルの最大サイズを
    # 制御します (実際には local 配送で書かれる全てのファイルのサイズを
    # 制御します)。デフォルトは 50MBytes です。
    # この制限はメーッセージサイズ制限より小さくしてはいけません。
    #
    mailbox_size_limit = 51200000
サイズも見事にビンゴだったので、とりあえずこれを10倍の500MBで再設定して、現在様子を見ています。
(さすがにそれ以上使う人はいないでしょうし)

ちなみに、送信メールのサイズ制限はこちら

  • # message_size_limit パラメータは、エンベロープ情報を含めたメッセージの
    # トータルサイズをバイト単位で制限します。
    #
    message_size_limit = 10240000
ちなみに、どちらの設定も/etc/postfix/main.cfファイルに行ってください。
(デフォルトではこれらの設定項目は無いので、そのまま最後の行にでも追記すればOKです。)

Posted by Takuchan at 2003年07月03日 18:52 | トラックバック(1)